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「ジキル博士とハイド氏」、「ドリトル先生」のモデルとも言われているジョン・ハンターが歯牙移植を試みていたことを知る。この場合、他人の歯を移植するので他家移植に該当するのだろう。貧民の若者が歯周病で歯を失った裕福な高齢者に歯を売ったらしい。まあ、どう考えても無理筋な事やっていたんだね。当時は義歯にも死者から採取した歯を使っていたから平気だったのかも。
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鉄骨が組み上がって来たので待合室から見える空が狭まって来た。まだ高さが増してくるのでビル風なんか強くなりそうな感じ。まだ完成は1年以上先なんだなぁ。
「描かれた病」:疾病および芸術としての医学挿画、「描かれた手術」と先行する同一著者によるシリーズの新作。¥3,800(税別)とお高めだが面白い。著者が英国人なので欧米が中心だが日本画も数枚載っている。エジプトや南米の遺跡からも歯科治療痕を持つ人骨が発掘されているが絵で残っているものが無かったのかもしれない。麻酔やフッ化物、インプラントがあり、インフェクションコントールが謳われる現代からは想像つかない世界が広がっている。高いので本屋、図書館で見かけたら手に取ってみてください。