- ブログ
チョッと前に聞いた話し。半世紀程前、慶徳小学校の運動会では高学年の児童が穴を掘って蓆で囲った仮設トイレを作っていたそうな。すると廃棄されたガラス製注射筒など医療機材が出てくるらしい。何故か、その中に白いカタマリが混じっている。そこは産婦人科の敷地跡だったらしい。「今考えるとあれは堕された子供の骨だったんだなぁ」それは話しの飛躍かもしれないけど、戦前なら有りそうな話しでもある。古代ローマの売春宿周辺の下水路でも嬰児の骨が多数発見されているのでそういうものかもしれない。土地の古い人の話しには色んなドラマが埋もれている。世継橋周辺は春をひさぐ女性が多くいたらしいし、唐人町は昔の繁華街だったので有りそうな話しではあると思った。
お盆休みはハワイで過ごし、軽い時差ボケもどうにか乗り切ったところ、「交通事故を7割減らすたった2つの習慣 」という興味深い本を発見。著者の松永勝也氏は提唱するKM理論に基づき、実際に300台の営業車を運用する会社に対し改善指導を行った結果、年10件程度有った人身事故が激減、0件達成したとのこと。伊丹十三のエッセイでも運転時には「急ぎの虫」に注意せよと同じ様なアドバイスをしていたのを思いだしました。まあ、なるほど人身事故を減らせれば会社にとっても利益は大きいですよね。日経新聞社が出版するのも理解できます。KM理論が九州大学、松永の略なのが微笑ましいな。
- ブログ
昨日、筋トレ後にレイトショーで「風立ちぬ」を見てきました。正直、「神隠し」だとか「ポニョ」、「ハウル」は全く観る気もしなかったけど「風立ちぬ」は観て良かったなぁ。個人的に「死の翼アルバトルス」が好きだっただけにレシプロ機が飛びまわる今回の作品は観ようかという気になった。泣ける映画だというヒトもいるが観終わったあと何か苦いもの感じて、でも「風立ちぬ いざ生きめやも。」と呟いてしまいました。あの時代の飛行機に思い入れが無いカップルで観ても良いかもしれませんね。