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丘の上の歯科 -Fool on the Hill-

イヌイットは虫歯にならない?(生活習慣と歯科)

作家のC.Wニコル氏が北極圏探査に参加したとき、虫歯の痛みを訴えたところ、イヌイットたちに”石のように硬い歯が痛むわけがない”といって笑われたとか。
どうも当時のイヌイットは虫歯や歯周病がなかったようです。その後、彼らは自然保護・動物愛護団体の圧力で伝統的な食生活ができなくなりました。すると虫歯や歯周病が蔓延したそうです。
虫歯も歯周病も生活習慣の影響が大きいということを裏付けるエピソードですね。

ローマ人の努力(ホワイトニング)

古代ローマ人は歯を白くするために人尿でうがいをした話の続き。
特に今のポルトガル人の尿が最も効果的と珍重されたそうですが、多分ローマに持ってくるまでに発酵して強烈なアンモニア臭がしていたので効果があるように思えたのでしょう。(間違いなく効果はないーので真似しないでください。)

バスコ・ダ・ガマのインド航路発見

喜望峰を回ってインドに到達したバスコ・ダ・ガマですが、その帰還は悲惨だったようです。
多くの船員が壊血病で亡くなりました。壊血病では歯茎がひどく腫れあがります。特に治療薬もないので船員たちは自分たちの尿を壷にため歯茎に塗ったとか。
しかし、何ゆえ人尿なのかよく理解できません。効果もないと思いますけど。

人工歯ができる以前

ジョージ・ワシントンの入れ歯は、カバの牙の本体に人間の歯が埋め込んでありました。
昔、欧米では戦場に専門業者が現れて戦死者の口から歯を抜いて集めたそうです。虫歯のない上下が揃った若者の歯は高額で歯科医に売られ、戦争がないと治療に困ったそうです。
現在では、陶器や硬質プラスティック、金属の精巧な歯がありますのでご安心ください。

アメリカ人のスマイル

「伊丹十三の本」(新潮社)に「アメリカ人」というエッセイがあります。
アメリカの競争社会では、”歯の輝き”は必需品だと氏は指摘しています。何時でも戦う準備があることを相手に示しつつ、相手に敵意がなければ協調する意志があることをアピールするには笑顔と光輝く歯が必須だそうです。
アメリカ人の審美歯科に対する異常なこだわりが理解できたように思います。

映画から1

” Master & Commander”をみていたら船医見習い?が抜歯をするシーンがありました。
麻酔などはなく抜歯のときは海兵隊員が横でドラムを叩いて患者の気をそらせています。素手で抜歯をしているところをみると歯周病かもしれません。時代考証はかなり正確という評判なので実際あったことなのでしょう。

映画から2

” MARATHON MAN”という映画にも歯科医が登場します。(実はみてない。)
ダスティン・ホフマン主演のサスペンス映画。元ナチスの歯科医(ローレンス・オリビエ)が拷問シーンで活躍するとか。
歯科への恐怖を増幅するので、歯科を受診する前に見てはならない映画ですね。

TVから1

” 名探偵ポアロ”にも歯科が登場します。(本来はTVよりも原作が先にあるのですが。)
「愛国殺人」の事件現場は歯科医院。歯科麻酔を使った殺人なのですが、いろんな意味でトリックに無理がありすぎ。でも20世紀初頭のイギリスの歯科診療室の様子が伺えて面白かったです。
このシリーズでは当時の建物やクラシックカーやクラシックプレーンなどが登場します。

TVから2

” Star Trek:Enterprise”にも歯科のエピソードがあります。
バルカン人のトゥポル副長が虫歯をドクター・フロックスに指摘されて、渋々治療台に座るシーンがあります。(バルカン人はあまり表情がないのですが、間違いなく嫌がっている。)
治療自体はさすが22世紀!簡単に痛みもなく終わります。
しかし未来になっても異星人でも歯科治療は嫌いというのが興味深いですね。

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